2015年まで、ゴミステーションを設けていなかったため、トイレ前と天神橋の下にある自動販売機の周辺にたくさんのゴミが放置されていました。
今年はゴミステーションを設け、ゴミを置いていかれる方たちにしっかりと分別を促すことで、「ゴミ」も手放し方一つで「資源」に変わるきっかけになるんだということを認識していただけたらと、この企画が立ち上がりました。
「少しでもごみを減らして、資源として活用できないか」という取り組みのためにみなさんは毎日ごみの分別をしています。
しかし実際は、ごみの分別といってもその方法は市によってさまざまです。
アウトドアヨガ祭りを行っているここ大阪市では、普通ごみと資源ごみ、容器包装プラスチックの分別がありますが、資源ごみになる空き缶・空きビン・ペットボトル・金属製の生活用品はひとつの袋に一緒に入れて回収しています。
その他の市でも、燃やすごみとして容器包装プラスチックも一緒に入っているところもあります。
このように市によって分別方法はバラバラであり、きちんと行っていない市は環境問題に取組んでいないからダメだと考えてしまいます。 また、インターネットで検索すれば、「ごみの分熱は無意味である」といった記事もでてきます。
実際は市によって処理施設がなかったり、ごみ収集車がたくさん走ることで排気ガスが多量に発生するまた施設やごみ収集を行うにしても多額のお金が必要となるため 「(市民が)分別はするけど(回収したごみを)リサイクルはしていない」 といったところもあります。 じゃあ、ごみの分別は無意味なのでしょうか?
私たちがごみを分別することは意味があるのか、それともないのかは行政のみが知ることです。
しかし、少しでも分別する量を多くしていく。私たちの意識の改革が最終的には行政を、街をより良い方向に変えていくきっかけにすることはできます。
それぞれでできることからごみの問題に取組んでいく。
自分のことやまわりの人を大切にするように、街も自然ももっと大切にしていくことに繋がるのではないかと考えます。