2017年9月9日、中之島周辺の話題を提供するフリーマガジン「月間島民」編集者の大迫 力さんから、魅力たっぷりの中之島のお話と、クルージングのガイドをしていただきました。
学校の歴史の先生が大迫さんだったら、きっともっと良い点取れていたと思う!ほどに楽しいお話に終始心引き込まれ、しばしタイムスリップしたような感覚です。
今ある中之島は、大川の土砂が自然堆積して生まれたもので、大坂冬の陣(1614年)には既にあったと最古の記録が残っていそうです。昔から大坂はまさに水の都であり浪速百景には水辺の暮らしや商人の様子が色鮮やかに描かれていました。
川の中から陸地が浮かび、それが大坂の街となり、その地形が生かされて建物が建ち、人々は水辺を楽しみながら生活を楽しんでいたんですね。
講座で学んだことを思いながら、大川をクルージング。
見慣れた中之島の景色。剣先の噴水や公会堂、橋の下・・・水の上から眺めると、いつもの景色もちょっと違って見えます。
「歴史の文脈とともに、これからもこの島がオフィス街の真ん中に、船が行き交う貴重な場所であるこの中之島がより発展していってほしい。そう思います」とおっしゃった大迫さんのお言葉に参加の皆さまも深く頷いておられました。
『月刊島民』の大迫さん、ありがとうございました!